一週間のカリキュラム 1週間で、Ruby 〜 Ruby on Railsまでを学ぶ
シリーズの2日目、はじめはGEMについて学びます。
2日目の内容
車輪の再発明はしない。
どの言語においても必要な機能を自ら作っていく必要があります。しかし、先人がすでに再利用しやすい形(ライブラリ)で機能を作ってくれてる場合があります。
そのライブラリを利用する為にRubyはGemというパッケージを利用できるようになってます。 Gemをインストール、管理するにはbundlerという物を使用します。
まずは簡単にGEMライブラリをインストールしてみる。
rubocopを試しにインストール
rubyにはコードを静的に解析し、フォーマットしてくれるrubocopという物があります。 Gemの雰囲気を掴む為にrubocopをインストールしてみます。
プロジェクト用のフォルダを作成して、そこに移動
$ mkdir project1
$ cd project1
Gemfileを作成します。
$ vi Gemfile
Gemfileに書き込みます。
group :development do
gem 'rubocop', require: false
end
インストールを実行します。
$ bundle exec rubocop
インストール後、Gemfile.lockというものが作成されてます。
$ ls
Gemfile Gemfile.lock
インストールされてるか確認
$ bundle list
・・・
依存関係も含めrubocopが入ってるのを確認できます。
rubocopを使ってみる。
ここまででrubocopがインストールされてます。 実際にrubocopの効果を知るために、文法的に欠陥があるコードを書いて保存してみます。
```test.rb def test puts 'hello' #ここにインデントが無い end
test
インデントが無いため、見ずらいコードです。
rubocopで解析して、自動修正してみましょう
$ rubocop -a
```
実行後、さきほどの test.rbを見ると、インデントが追加されてるのが確認できます。
※その他 rubocopの詳細を知りたい場合は下記のリポジトリを確認 rubocop
Gemファイルはどのような仕組みで出来てるのか?
このように非常に便利なGemですが、実際にGemファイルをどのように作ったり、利用するのかを次回以降進めていきます。