一週間のカリキュラム 1週間で、Ruby 〜 Ruby on Railsまでを学ぶ
シリーズの1日目、はじめのRuby言語のインストールについて学びます。
1日目の内容
手順について
各OS(windows,mac,linux)にも入れるアプリを管理するパッケージマネージャーが存在します。 基本は
- 1 OS自体のパッケージマネージャーをUPDATEしておく。
- 2 アプリ(ここではプログラミング言語バージョン管理のアプリ)を入れる。
- 3 使用する言語バージョンをアクティブにする。
です。
パッケージマネージャーについてはコチラも確認してみてください。
Mac環境でのRubyインストールについて
パッケージマネージャーのUPDATE
$ brew update
Ruby言語のバージョン管理用にrbenvを入れます
$ brew install rbenv
rbenv init コマンドの指示に従って .bash_profileの行末に eval "$(rbenv init -)" を追加します。
$ rbenv init
# Load rbenv automatically by appending
# the following to ~/.bash_profile:
eval "$(rbenv init -)"
vi や code(vscode)などでエディタを立ち上げて
$ code ~/.bash_profile
↓これを行末に追加
eval "$(rbenv init -)"
.bash_profileへの変更をsourceコマンドで反映させます。
$ source ~/.bash_profile
Rbenvを使ってRubyのバージョンを指定してインストール
インストール可能なRubyのバージョンを表示
$ rbenv install --list
※ リスト
2.6.9
2.7.5
3.0.3
3.1.0
jruby-9.3.3.0
mruby-3.0.0
rbx-5.0
truffleruby-22.0.0.2
truffleruby+graalvm-22.0.0.2
対象のRubyをインストールする。例えば最新の3.1.0を入れる場合
$ rbenv install 3.1.0
この時点ではまだ新しいRubyはインストールされてません。
versions コマンドで現在どのバージョンがアクティブか確認できます。
$ rbenv versions
* system
3.1.0 (set by /Users/admin/.rbenv/version)
globalコマンドで3.1.0をアクティブにします。
$ rbenv global 3.1.0
対象のバージョンが入ってるか -v オプションで確認しましょう。
$ ruby -v
以上でRubyのインストールが終了です。
今後使用するプロジェクトやRailsでのバージョンに合わせて、同じ手順でRubyのバージョンの指定インストール、切替が可能です。
asdf を使う場合について
rbenvと、phpenvを使うと色々問題が出る場合があります。 asdfを使って、各言語のバージョン管理をする場合は下記をご確認ください。