上級編ではBash、シェルスクリプトにかかわるあらゆる項目、可能性を見ていく。
1 Bash以外のシェルについて
Bashは幅広いOSで使われているシェルです。ソースコードからビルドして使うというのも一つの方法です。
このようにソースコードからビルドが出来ることにより、Bash以外にもシェルが存在できるという事につながりますね。
下記コマンドで変更可能なシェルを確認できます。
$ cat /etc/shells
- sh
- ksh
- zsh
- csh
- tcsh
もともとlinux系統のOSが、ウィンドウズやmacのようにメーカーありきの物で無い為、それに搭載されるシェルにも色々なバリエーション、バージョンが存在します。
2 Bashのカスタマイズ、プラグイン利用
Bashをカスタマイズしていくと、俄然使いやすい環境になってくる。
余談だがテキストブラウザなる物も・・・ テキストブラウザ
3 開発 実用性
シェルのコマンド操作が発揮される場面
4-1 サーバー構築のためのコマンドと自動実行の為のフレームワーク(Ansible等)
毎回サーバー構築をコマンドを叩きながら行うのではなく、shellスクリプト化しておき、スタートアップスクリプトを作成したりします。 また、リモートからAnsibleなどを利用して構築という手段もあります。Ansible自体はPythonでのサーバー構築を行います。
4-2 シェルコマンドで開発?! ユニゲージ開発
ユニゲージ開発自体は特定の文化のような特色があります。採用会社も限定的です。 利用の場面としてはまさにバッチ処理のような物を行う場合スピードの恩恵を受けられる可能性があります。 コアなOSコマンドを利用する分、センシティブな部分もあるので、そのメリット・デメリットを考えて導入すべきでしょう。
4 シェルスクリプトの実用的な利用箇所
データベースやサーバーのバックアップに
提携処理に
5 シェル芸
シェル芸とは何か?
主にUNIX系オペレーティングシステムにおいて「マウスも使わず、ソースコードも残さず、GUIツールを立ち上げる間もなく、あらゆる調査・計算・テキスト処理を CLI端末へのコマンド入力一撃で終わらせること」
シェル芸は、どんなGUI操作よりも早く、シンプルという事で極めようという人は後を絶たない世界です。
自ら準備していくのは大変ではありますが、先人達が残したスクリプトを利用するのは非常に有意義で、生産性を高めるのに役立つはずです。